アッヴィ(ABBV)の株価を買う前に知っておきたいたった1つのこと



1年間で売上高1000億円を超える医薬品はブロックバスターと呼ばれるが、アッヴィ(ABBV)のブロックバスターであるリウマチ治療薬であるヒュミラは桁が違う。年間売上高4000億円を超えるのである。このヒュミラ1本足打法で、製薬会社の売上高世界ランキングでトップ10になったアッヴィ(ABBV)であるがその成長はもはや止まったかもしれない。正確には、株価の成長が止まっただけであり、今後も成長する可能性はある。

たしかに、ヒュミラはバイオシミラーの販売により売上は下落している。しかしながら、その売上が下落する市場はヒュミラが最も売れている米国ではなく、欧州を含むその他の国における話である。そして、2018年度における米国でのヒュミラの売上高はむしろ増加している。つまり、売上高の40%を占める米国ヒュミラが伸び、15%を占める他国ヒュミラが衰退しているのがアッヴィ(ABBV)の現状である。

さらに、吉報として他国ヒュミラの売上高をカバーするブロックバスターになりつつある医薬品をアッヴィ(ABBV)は有している。その医薬品とは、白血病治療薬であるイブルチニブである。2018年度におけるイブルチニブの売上高は昨年よりも40%以上増加し、1000億円を超えた。

なお、この勢いは2019年さらに加速しそうである。なぜなら、イブルチニブは昨年末に開催された米国血液学会にて2本の第III相試験のポジティブな結果を報告しているからである。この試験結果が臨床に応用されれば、イブルチニブの売上高は他国ヒュミラ以上のものになるであろう。

以上の理由より、私はそろそろアッヴィ(ABBV)の株購入を検討したいと考えている。配当利回り5%弱あるアッヴィ(ABBV)株は、成長が見込める限りは買いである。なので、2019年4月25日の四半期報告では、米国ヒュミラ、イブルチニブの売上高を注視していきたい。



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